現在使用しているギアのエンジンは走行距離・年式も不明の中古品。クラッチ接続時の滑り現象はいまだ発生する状況なので、ドライブベルトの交換と、ついでにウェイトローラーも交換することに。
今回購入したのはNTB製、あわせて3000円くらいだったかな。作業自体は前に駆動系を開けた要領で、左カウル・エアクリ・キックレバー・カバー・エンジンケースと外す。
ドライブプーリーを外してウェイトローラーをチェックしてみる・・・

つたない携帯カメラでの写真でもわかるほど摩耗して、平面が出てしまっています・・・。これでは最高速が出ないわけです。

まず、アイドル時のエンジン音がとても静かに!前は「カチャカチャ」と甲高い音がしていたものが全くなくなりました。・・・ん、でもクラッチの滑りは直ってない。しかし最高速は大幅にアップ。15km/h以上上がりました。そりゃああれだけウェイトローラーが摩耗していれば当然か。スピードが出過ぎてちょっと怖いくらいになり大成功。
そしてクラッチミート時の滑りですが、クラッチスプリングのへたりが原因ではないかと推測しています。へたっているために低回転でクラッチがつながり始める、でも低回転過ぎてクラッチシューを押し付ける力も弱すぎて中途半端になって滑る、と・・・。大して高い部品でもないので次回はここをやってみよう。
あとはなぜか故障してしまったセルも直したいな。